J SPORTSサイクルブログ

国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局J SPORTSのサイクルブログです。

ツールもいよいよ最終局面を迎えます୧꒰*´꒳`*꒱૭✧

ポケモンをGETされようとしている皆様、こんばんは。
いよいよツール・ド・フランスも最終局面を迎えています。
ここまでお付き合い頂きました皆様、本当にありがとうございます。
皆様と一緒にこの日本国内でツール・ド・フランスという世界最大のサイクルロードレースを盛り上げる事ができ、大変嬉しく思っております(*´∀`*)

 

さて、最近すこーしだけ思うこと。
ツール4勝を挙げていたカヴェンディッシュ選手や、カンチェラーラ選手など何名かオリンピックに向けてツールを途中棄権しました。ちょっと寂しいですね(´;ω;`)
確かに、確かに、4年に一度の大舞台。オリンピックに向けて調整し、その大舞台でのベストパフォーマンスを世界各国のファンに届ける使命が選手達にはあること、重々理解しております。
ただ、やっぱりパリ・シャンゼリゼでそういった選手達みんながゴールする瞬間を見たかった…!という本音をぽろっと言ってみます(´・ω・`)
ですが、一番悔しいのは選手達ご自身ですよね。辞退したいと思っていた選手なんてきっといない。オリンピックですもの…。仕方ないですよね。わがままはもう言いません!!
ツールで活躍した選手がきっとリオ五輪でも活躍してくれることでしょう。
その瞬間も楽しみにしつつ、残り3ステージのツールも楽しみにしてようと思います\(о♡∀♡о)/
みなさまも是非、お楽しみに!


さて、気は少し早いですが、少しここまでの振り返りを。
今年のツールも色々なドラマがありました。

 

世界遺産モン・サン・ミシェルで記念すべき開幕を迎え、
選手のバックに大きな世界遺産がくっきりと晴天の中映り込む画は、
今後のツール・ド・フランス史上であってもなかなかない光景でしょう。

f:id:jsports_cycle:20160722150422j:plain

©Yuzuru SUNADA


(そういえば、栗村さん語録の中に「日本のモン・サン・ミシェル=江の島」というワードが追加されたのも、懐かしいですね。)

f:id:jsports_cycle:20160722150459j:plain

 

夜になるとライトアップもされて綺麗ですよね。日本の“モン・サン・ミシェル”。

f:id:jsports_cycle:20160722150447j:plain

 

そして、2月に大腿骨骨折という大怪我を負った新城幸也選手(´ェ`;)三(;´ェ`)
今年のツール出場が決まった時点で、J SPORTS社内はお祭り騒ぎでしたが…。
そんな新城選手がなんと第6ステージで敢闘賞を獲得しちゃったときには
そりゃあもう、お祭り騒ぎを超えるテンションでしばらく最高潮ムードでした。
新城選手敢闘賞獲得ステージの再放送をBS無料放送まで実施して、有料放送というビジネスを一時き忘れてこの感動を少しでも多くの人に届けたいという熱い思いのまま緊急編成致しました。
8月には新城選手のドキュメンタリーも放送を予定しています。
必見!!!

www.jsports.co.jp

 

f:id:jsports_cycle:20160722150537j:plain

©Yuzuru SUNADA

 

そしてそして、相変わらず強い!フルームの圧巻のダウンヒルは第8ステージでした。
考えられない体勢でペダルをこぐフルームはここでタイム差をつけて現在もマイヨ・ジョーヌをキープ。
ほんとうに強いです。ここからしっかりとマイヨ・ジョーヌをキープ。

フルームは、10月さいたまクリテリウムにも出場が決定しています。

※ちなみにフルームのダウンヒルは危険ですので、決してマネをしないで下さい。

f:id:jsports_cycle:20160722150835j:plain

©Yuzuru SUNADA

 

色々な意味で忘れてはならないステージもありました。第12ステージ。
多くの観客によって埋め尽くされたコース。それによって引き起こされた事故。
観客マナーがそのレースの全てを変えてしまうといっても過言ではないことが証明されました。

f:id:jsports_cycle:20160722150959j:plain

 ©Yuzuru SUNADA


カヴェンディッシュの完全復活。ツール区間4勝をさらっていきました。

第1、3、6、14ステージでの優勝。豪華スプリント勢が揃う中ぐんっと力強く前にでるスプリント勝負。数センチ差の勝負も今年は多いですが、あれだけの速さの迫力はきっと現地で見たらど迫力ものですね。

f:id:jsports_cycle:20160722152235j:plain

©Yuzuru SUNADA


そして、史上初の敢闘賞2名という形になった、16ステージ。
トニー・マルティンとジュリアン・アラフィリップ。
もちろん2名の選出に賛否両論あるでしょう_(:З」 ∠)_あの時もふたりで逃げてたのに!なんで今回だけ!等々疑問が出るのも当然です。
ただ、「2人にとって良い思い出になったよ」と語るアラフィリップ選手の言葉を聞いて、ずっと今年のツールで不運が続き悔しい思いをしてきたアラフィリップ選手にとって偉大な先輩とこのステージで懸命に逃げて一緒に表彰台に上れたことは、少しは借りを返せた結果になったのではないでしょうか――。

f:id:jsports_cycle:20160722152323j:plain

©Yuzuru SUNADA


ほかにも本当に多くのドラマがありました。
筋書きのない3週間のドラマ。
皆様しっかりご堪能いただけましたでしょうか。
あと3ステージ分、どうぞ宜しくお願い致します。

 

そして、24日(日)パリ・シャンゼリゼを走る選手達の姿を見おさめたら、「すいんぐろー」で締め( ´0`)☆
…では、ありません!!!!

最終日は、Eaglesの「Desperado」の曲にあわせ、本ブログでも振り返ったような、ツール・ド・フランス2016の全てのハイライトで締めくくりですo(・ω・。)

一足お先に「Desperado」聞いてみましたが、なんだか寂しくて泣きそうになりました(ノ◇≦。)

 

ツール・ド・フランス第21ステージ、Eaglesの「Desperado」で皆様の感動をお約束いたします。ぜひ、放送の最後までお付き合い頂けますと幸いです(。>ω<)ノ

 

最後に…、今年もやります。「我らワールド」スピンオフ。
いつも使用しているツール・ド・フランスの中継スタジオを開放し、お客様と一緒に今年のツール・ド・フランス2016 MVPを勝手に決定しちゃおう。という企画です(*^_^*)
応募締切は7/26(火)です。詳細は下記よりご確認下さい。

www.jsports.co.jp


本日のツール・ド・フランス第19ステージ放送は、午後7:35~J SPORTS 4で生中継です。

番組情報 Cycle*2016 ツール・ド・フランス | J SPORTS

どうぞ、宜しくお願い致します!!